島根県消防学校 熱画像直視装置 活動レポート

島根県消防学校の講義・実技訓練に参加しました。

熱画像直視装置を活用した講義・実技訓練への参加要請を頂き弊社熱画像直視装置担当者が島根消防学校に訪問、2時間程度の講義と50分程度の実技を行いました。

活動内容の動画


・講義内容:資料・動画・実験を使って熱画像装置の仕組み、使用上の注意点についてFLIR担当者から説明。質疑応答などを行いました。

・実技内容:実際に濃い煙の中に入り熱画像装置での見え方を体験していただきました。また、フラッシュオーバーハウスを使用し煙(可燃性ガス)や室内温度の数値化や熱画像の見え方を体験し、屋内進入に関する知識を学んでいきました。

【教官の方の声】

消防隊員たちの講義・実技訓練において、教育効果が飛躍的に高まりました。

島根消防学校 教官
仲濱 潤 様(浜田市消防本部より派遣)

火災性状を確認するトレーニングは定期的に実施していて、その一つのフラッシュオーバーハウスを使用した実技では、「煙(可燃性ガス)の色が変わりますよね」と抽象的な表現にとどまっていました。そこを今回FLIRさんの製品を取り入れることにより室内温度を具体的に数値化できたのはすごく教育効果が高かったですね。

救助隊の方も、これまでの現場での屋内進入の際、「入るか入らないかの判断は正直感覚でしかなかった」と話します。熱画像直視装置に関しても、要救助者を暗所で発見することや、残火確認でしか使うイメージがなかったようで、「今から帰って活動計画を見直さなきゃね」と言っておりました。改めて今回、環境測定の重要性を伝えることができたので、すごくよかったです。

【参加者の声】

自分を守るため、人を救うため、熱画像直視装置は火災現場の必須ツールだと思います。

島根県安来市消防本部/荒川 慎司 様
島根県雲南消防本部/福山 佳太 様

以前から熱画像直視装置の話だけは聞いたことはありました。ただ、消防の話のなかで出てくるくらいで、具体的に自分から探しにいくという感じではなかったため、実際に使用するのは今日が初めてでした。
率直な感想として、「すごく良いもんだな!」と感じました。熱画像では残火確認を行い、「ここに水をかけないといけない」と、そういった程度の知識しかなかったのですが、今回の訓練では自分たちの身を守るツールとしてであったり、危険を予測すること、要救助者等人の見え方などすごく勉強になりました。また、講義では実際に質問をできたことでとても勉強になりました。こういったトレーニングは定期的におこなっていますので、その都度FLIRさんにはきていただきたいですね。

活動レポート完全版のダウンロードは右のフォーマットから可能です。

その他にも活動レポートを載せておりますので、以下ページよりご確認ください。

消防関連活動レポート、動画は以下リンクよりご確認ください。

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